自分の趣味に合わなかった映画 [映画]
自分の趣味に合わなかった映画
お金を払って観る以上は楽しめるものを観たいと思い、映画を選ぶ時
にはある程度ふるいにかけて、最初から興味が持てないものは当然
観ることはありません。
しかしそれなりの興味があって観た中にもハズレはあります。
トシの感性に響かなくて、趣味に合わない、簡単に言えばつまらなかった
映画が何本かあります。
個人の趣味・嗜好なので他の人が観たら全然違う印象で捉えるかもしれませんが
トシにとっては「なんじゃこりゃ?」「退屈」「途中で帰ろうかな」「眠い」
という感想しか持てない残念な映画があるのは事実です。
以下に挙げる3本は◎〇▲△×の5段階評価なら×か良くても△まで
という、トシと相性が悪かった映画です。
例によって一部ネタばれになる場合もありますのでご了承ください。
「毎日かあさん」
西原理恵子原作のベストセラーコミックを実写映画化、主役の夫婦を
小泉今日子と彼女の“元”夫永瀬正敏が演じるというので話題になりました。
二人とも好きな役者なので期待して観たのですが結果がっかりです。
原作を読んだことが無いのですが、多分西原理恵子が自分自身と
その家族をネタにマンガという表現手段で描くからこそ面白いのでしょう。
原作が受けたからといってそれをただ生身の人間に演じさせても
受けるかといったらそれは間違いです。
映画的な味付けが感じられず笑いも不発。
後半は難病ものになって、人が死ぬのだから悲しいのは当たり前ですが
やっぱり映画でこその表現が無くて心に響きませんでした。
原作の人気にあやかろうとした安易な企画。残念でした。
「東京公園」
ロカルノ国際映画祭コンペテション部門にて、金豹賞(グランプリ)
審査員特別賞を受賞したとのことです。
この作品を素晴らしいと感じる人がいるのは間違いないようです。
しかしトシにはどこが面白いのかさっぱり分かりませんでした。
退屈で退屈で、何度席を立とうと思ったことか。
肌に合わなかったとしか言いようがありません。
「ゴダール・ソシアリスム」
“知る人ぞ知る”ジャン=リュック・ゴダール監督作品。
宣伝チラシに坂本龍一の絶賛コメントが載っていたのでつられて
観た訳ですが、眠たくなったという記憶しかありません。
芸術家の坂本氏と凡人のトシとで受け止め方がこうも違うのかと
思うと、ちょっと情けない気もしました。
でも感性が鈍いと言われようが、トシが映画に求めるものと方向性が
全く違う作品だったのですから仕方がないです。
正直に分からなかった、つまらなかったと言うしかありません。
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