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グルメ三昧で予算オーバー [タイの旅2012]

グルメ三昧で予算オーバー


 元同僚の3人に友人・その家族などが加わり総勢7人が集まった
今回のタイ旅行。

 飛行機もホテルもそれぞれの都合で別々だったので個人旅行には
違いないのですが、現地でこれだけの人数が集まってしまうと
もはや団体旅行に近くなって来ます。

 大勢集まってにぎやかに過ごすのも楽しいし、食事の時にいろんな
料理を大皿で注文してみんなで分け合うのもまたいいものです。

 そういうメリットは否定しませんが今回はトシにとっては不満も
ありました。

 食事が、必ずしもトシの望むものではありませんでした。

 成り行き上みんなに合わせることになったのですが現地で本場の
タイ料理を食べまくりたいと思っていたトシには不本意な内容に
なってしまいました。

 4泊5日の旅行中の食事はこんな内訳です。

 1日目:昼・タイ航空の機内食
     夜・パタヤのシーフードレストラン

 2日目:朝・ホテルの朝食
     昼・ショッピングセンターでタイヌードル
     夜・MKでタイスキ

 3日目:朝・ホテルの朝食
     昼・ラン島ツアーに含まれる昼食
     夜・鉄板焼きBENIHANAのフルコース

 4日目:朝・ホテルの朝食
     昼・夜に備え食べず
     夜・高層ホテル屋上で洋食フルコース

 5日目:朝・ホテルの朝食
     昼・タイ航空の機内食(日本時間では夕食)

 前半はタイに行った時の定番と言っていい内容でした。

 機内食、ホテルの朝食はあらかじめ含まれており追加の出費はなし。

Singha.JPG

(タイ航空オリジナルデザインのシンハービール)

タイ航空機内食.jpg

(タイ航空機内食)

 シーフードレストランではビールも飲んで一人800バーツ(約2000円)ぐらい。

 トシの金銭感覚では500バーツもあればちゃんとした店で飲み物込みで
まともな食事ができるはずなので、ちょっと高い感じがしました。

 とはいえロブスターのテルミドールなども食べて、お腹一杯になったし
デザートに頼んだマンゴーがとても甘くておいしかったのでぎりぎり
許容範囲と言ったところでした。 

 2日目の昼・夜は自由行動でした。

 前夜お腹一杯になったし、朝食もしっかり食べたので昼は軽めで
いいと思いました。

 同じホテル(PAGE10)に泊まった3人のうちGは訳ありで
見動きが取れなくなったためAと二人でショッピングセンターに行き、
タイヌードルを食べました。

 ラーメンに比べ量が少なくて、軽く済ませたかったトシたちには
最適でした。

 辛口のヌードルと一緒に甘いソフトドリンクを注文して、一人
100バーツしないぐらいの現地価格。

 トシは昼はこのくらいで十分です。

 夜は再びGを置き去りにして健康志向のAと二人でMKに行き、
野菜多めのタイスキを。 

 定番のローストダックも食べてビールも飲んで一人400バーツ
(約1000円)ぐらい。許容範囲に収まりました。

 前半はこんな感じでまあまあ満足したのですが、後半は正直
“付いて行けない”と思いました。 

 3日目の夕食。Gが独断で鉄板焼きBENIHANAの予約を
入れていました。

 Aとトシは以前、Gに付き合う形でこの店のフルコースを食べた
ことがあります。

 そのときはとにかく量が多すぎてお腹が苦しくなった印象しか
ありません。

 もし事前に提案されていたらAとトシは却下していたことでしょう。

 でも食いしん坊のGはよっぽどお気に入りらしく、みんなを巻き込んで
グルメ三昧と行きたかったようです。

 結局Gの予約通り、7人でフルコースを食べることになりました。

 コックが客の目の前でパフォーマンスをして楽しませながら
焼くのがこの店の売りです。

 確かに場が盛り上がっていいのですが、接待してもらうならともかく
自腹で食べるには高くて、その割にサービスはいまいちでした。

 やっぱり日本人には量がありすぎて、残す人が続出。

 食べ物を粗末にできないトシは頑張って完食しましたが、またもや
お腹が苦しくなりました。

 お代の方は、ビール・ワインを含めて一人2000バーツを超えました。

 物価の安いタイで、わざわざこんな高い店に来なくても他に
いくらでもいい店があるのに・・・と思ってしまいました。

 4日目の昼は、連日お腹一杯食べた反動で、食べる気がしませんでした。

 極めつけは最後の晩です。Iの父の希望で、高層ホテル屋上の
レストランへ行くことに。

 予算オーバーになるのは目に見えていたのでトシは辞退したかったの
ですが、一人だけ不参加と言うのも気が引けて付き合いました。

 ワイン付きの洋食フルコースで3900バーツ。乾杯で飲んだビールは
別料金で、サービス料・税金が加算されて一人約5000バーツ。

 みんなで食べる夕食は後半に行くほど値が上がっていくのでした。

 誰かが御馳走してくれるなら喜んで付き合いますが、自腹なら
ワーキングプアのトシには分不相応です。

 団体行動になるとなかなかこういう場面で辞退しづらくて、つい
背伸びして付き合ってしまいます。

 こういう所が弊害と言えます。

 大皿料理を分け合うのとは違って、一人一皿で提供されるコース料理は
大勢で食べるメリットというのは感じられないし。

 Vertigoというこのレストランはバンコク屈指の高層ホテルの
屋上(最上階というのではなく、上が吹きさらしの本当の屋上)にあります。

 眺めはいいしサービスもBENIHANAよりずっと洗練されているし、
お客も上品な客ばかりで雰囲気はとてもいいです。

Vertigo.jpg

 (ストロボをたいて明るく撮影されてますが実際はキャンドルの明かりでムード一杯)

 料理は可もなく不可もなく。メインの肉は質より量?という印象で
日本人なら日本で食べる肉の方がおいしいと感じることでしょう。

 雰囲気重視の人向けだと思います。

 今夜は決めるぞ!というカップルや3~4人のグループに最適で、
あまり大勢で行くのには向いていないような気が・・・。

 そんな訳で、タイ料理食べまくりを目指したトシの希望はどこかへ
吹き飛んでしまい、不本意ながらフルコースに付き合ってしまった
今回のタイ旅行でした。


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