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「アビエイター」 [映画]

「アビエイター」

 ハワード・ヒューズの半生を描いた映画。「ディパーテッド」と同じく
レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督の大作です。
見逃していたのですが、スクリーンで見る機会があり見てきました。

 上映していたのは足立区にある東京芸術センターです。

 参考:http://homepage2.nifty.com/ac-tokyo/

 オープンして1周年になるそうですが、トシはいままで存在を知りません
でした。2階にあるシネマブルースタジオというホールで上映していたの
ですが、観客はトシを含めて6人。いつもこんな感じなのでしょうか。
トシにとってはどうでもいいですが、採算が取れていないでしょう。
ちなみにチケットは当日券のみで一律1000円。全席自由です。


 さて、映画の方は見ごたえがありました。 今回も豪華な役者陣が集まって
それぞれが魅力的な役を演じています。スコセッシ監督の演出も見事でした。
やはり期待を裏切りません。

 ただ、2時間49分の上映時間が少し長く感じました。面白いのだけれど
もうちょっと短かったら良かったです。

 実在した大富豪が主人公ですが、彼のお金の使い方が半端ではありません。
でも、そこに信念があり、自分の夢を追求するという姿勢が感じられるので
応援したくなります。

 大きなお金を動かす点では共通するもののライ●ドアや村●ファンドの
元経営者とは根本的に違います。金儲けそのものが目的なのか、実現したい
具体的な夢のために巨費を投じるのか。ヒューズ氏は後者でした。

 彼が航空機の開発や映画産業で残した実績は偉大です。ある面では奇人
だったにせよ、その実績を過小評価する材料にはなりません。

 ネタばれにならない程度に書きますが、彼は何度窮地に立たされようと
信念を貫いて結局は成功を手にします。ただの頑固者に見えなくも無いの
ですが決して後ろ向きの選択をしないことがいい結果を招いています。

 トシもそんな生き方をしたいです。ただ、先立つ物(財産)が無いので
とても彼のようには振舞えず、細々と日々を過ごしています。でも具体的な
夢は持っているし、実現に向けて動いてもいます。


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