労働組合に入った16歳 [ニュースから]
労働組合に入った16歳
報道によりますと、茶髪を理由に突然アルバイト先からクビを通告
された16歳の女性が、個人加入できる労働組合に入り、会社と交渉の
結果クビを撤回させたそうです。
参考:http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007051901290.html?fr=rk
家計を支えるためにアルバイトをしていること、自分の夢を実現させる
ために勉強していることなどトシの境遇と共通する部分があり、他人事とは
思えません。
この女性が結果的に会社に勝ったことが我が事のようにうれしいです。
この女性の年齢ははトシの3分の1ぐらい。偉い!がんばれ!とエールを
送りたくなりました。
記事を読む限りではこの会社には髪を黒くしなければならない規則は
無かったようです。すでに茶髪の状態で採用されて働いていたはずです。
新店長から髪を黒くするように要求され、拒否するとクビ宣告。こんな
理不尽な要求を黙って受け入れる必要は無いし、一方的にクビを言い
渡されて辞めなければならない理由もありません。
女性の主張は筋が通っています。ただ、世の中には自分が正しいと
思っていてもなかなかそれを主張できない(しにくい)場合があります。
主張することによって上の立場の者から圧力をかけられたり、自分のいる
組織の中で孤立したりする可能性があります。そのことを恐れ、「長い物には
巻かれろ」という姿勢で、言いたいことを言わずに我慢している場合が
多々あると思います。言うにはそれなりの覚悟が必要です。
言いにくい雰囲気の中であえて「NO!」と言える勇気を持つことは
とても大切です。この勇気を称えたいです。
そして、孤立しがちな弱い立場の労働者を支援する労働組合の存在や
その組合が機能したことに注目が集まることが、今後の労働環境の
改善に役立てばいいと思います。
トシも最近、アルバイト先に対してはっきりと自分の主張を通しました。
泣き寝入りは自分にとって損であるばかりでなく、同じ立場の者の不利を
助長する側面があります。
ぜひみなさん、不利な扱いを受けたら「NO!」とはっきり言いましょう。
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