オークスは元本割れでした

オークスは元本割れでした

　
　先週に引き続き「一番強い馬が勝つ」レースを見ることが
できました。それはそれで満足ですが馬券的には今週も失敗です。

　結果
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人気
　　１着　〇　０７　ブエナビスタ　　　　０１
　　２着　◎　０３　レッドディザイア　　０２
　　３着　△　１４　ジェルミナル　　　　０４

　誰の目から見ても今年の３歳牝馬の中で最強と言えるのはこの１頭。
そう納得させられる勝ち方です。

　２着レッドディザイアとの着差こそハナ差でしたが１着ブエナビスタの
直線での伸びはやはり１頭だけ次元が違う感じがしました。

　ＮＨＫマイルカップ→ヴィクトリアマイルと、前残りの展開さえ
読めていれば結構単純な予想の組み立てで的中できた（はずの）
レースが続きました。

　はたして今週も簡単明瞭な図式が当てはまる結果になるのか？と、
レース結果を楽しみにしていましたが・・・・「そう来たか！？」と
思わず笑ってしまうぐらい簡単でした。

　桜花賞１・２・３着馬が１・２・３着。

　桜花賞の結果が直結しない、どちらかと言えば波乱含みのレースの
印象が強いオークスでこの結果はある意味で意外な出来事です。

　先行有利で差しが決まらなかったのは先週までで、今週は逃げ・
先行馬は無残に敗れ去りました。

　上がりの速い順に決着した桜花賞に続いてオークスも同様の
結果になりました。

　桜花賞前の自身最速上りと桜花賞／オークスでの上りの比較です

　　　　　　　　　　自身過去最速　　桜花賞／着順　　オークス／着順

　　ブエナビスタ　　　　３３．５　　　３３．３　／１　　　３３．６／１
　　レッドディザイア　　３４．２　　　３３．７　／２　　　３４．２／２
　　ジェルミナル　　　　３４．４　　　３３．８　／３　　　３４．４／３

　面白いことに、３頭とも桜花賞より前に出した最速上りとオークスでの
上りがほとんど一緒でした。

　桜花賞の上りが速いのは馬場状態によるところが大きかったのかも
しれません。きっとオークスでの数字が各馬の標準値だと考えられます。

　オークスで４着以下に敗れた馬は上りの速さでもこの３頭に
劣っており、上位３頭の力関係を含め３歳牝馬の勢力図がこれで
だいたい見えてきた気がします。

　今後のレースで波乱が起きるとしたら馬場状態の極端な変化とか、
故障や不利などの突発的な出来事しか理由が考えられません。

　そのくらい３頭の力が抜けているという印象を持ちました。

タグ：オークス　ブエナビスタ