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タイ・フェスティパル2009 [タイの話題や思い出]

タイ・フェスティパル2009


 代々木公園で行われたタイ・フェスティパル2009に行って来ました。

 この催しは今年で10周年を迎える恒例行事となりました。

 トシの記憶では最初はタイ・フード・フェスティバルという、タイ料理を
身近に楽しんでもらおうというものだったのですが、近年は物販店も増えたし
食以外の様々な要素が楽しめるようになりました。

 規模・来場者数ともに年々拡大し、来場者数は2日間で30万人とも
言われています。

 飲食店は首都圏のタイ料理店が軒を並べて味を競い合っています。
どの店もだいたい一品500円均一になっており、ワンコインで本格的
タイ料理が食べられるのが魅力です。

 ただ、常設店と比べて仮設店ではメニューの種類が限られていて
どの店も5種類~10種類ぐらいしか選択肢がありません。

 そしていずれの店も代表的なタイ料理を出すのでメニューはどうしても
かぶってしまいます。

 代表的なものと言えばソムタム(青パパイヤのサラダ)・パッタイ(甘口
焼きそば)・ガパオ(バジルと肉の唐辛子炒め)・ガイヤーン(鶏肉の炙り焼き)、
それにタイカレーとタイヌードルといったところです。

 2日間の限定出店だし、器具・食材の準備や簡易容器で販売する方法
からすると上記のメニューに集中するのは仕方がないでしょう。

 トシは仕事帰りに夕方行ったのですが、最終日ということで在庫一掃の
ため値引きをするところがぼちぼちと出始めた頃でした。

 まずはプーケットビール(300円)で喉を潤しながら会場内を散策。

 最初はサラダを食べたかったのですがソムタムよりもヤムウンセン(春雨
サラダ)の方が好きなのでヤムウンセンを売っている店を探し、見つけたのが
「アユタヤ」(船橋市)。ここのは辛すぎず甘すぎずの平均的な味でした。

 次はガイヤーン。普通に売っている一人前だとそれでお腹一杯になって
次に何も食べられなくなりそうで躊躇していました。

 バーンリムパー(新宿)のコラート風ガイヤーンは串焼きになっていて
肉の量が多すぎずその分他より値段も安かったので1本食べてみました。

 炙り焼きの過程で脂分が抜けてちょうどいい歯ごたえ。甘辛ソースと
絡めると食が進みます。

 このへんで汁そばを。クルン・サイアム(吉祥寺)のセンレック・ナーム
(ビーフンの辛くない汁そば)は簡易店としては量がたっぷりでした。
パクチー(香菜)と生もやしもしっかり載っています。ナンプラー(魚醤)と
唐辛子の粉を入れて自分好みの味を楽しみました。

 空が暗くなって来るにつれ、ステージを中心とした盛り上がりとは別に
テナント各店舗も独自に音楽を鳴らしたり店員が踊ったりして、会場全体が
タイらしい盛り上がりになって来ました。

 そこで鳴らされる音楽は重低音を強調したにぎやかなものです。タイ独特の
夜の喧噪が蘇った感じで、東京にいることをしばし忘れることができる
ひと時でした。

 シンハービールが400円から300円に値下げされました。トシは
すかさず1本買って飲みました。

 食べ物屋も値下げ合戦を始めました。ここらで締めのご飯を食べようと
思いました。500円→400円→300円と相場が安くなっていくのを
待ち構えて、ムエタイフード(千葉県我孫子市)へ。

 お店のチラシをもらいましたが、同じ経営者がタイ料理店とムエタイジムの
両方を運営しているようでした。

 白いご飯におかずを載せて食べるぶっかけ飯ですが、一人前のご飯に
2種類のおかずを載せるタイ式をリクエスト。ガパオとグリーンカレーの
ふたつの味を300円で楽しませてもらいました。

 帰りがけに果物を売っているブースに立ち寄りマンゴーを食べました。

 原宿側から入場して帰りは渋谷側から出たのですが、そこにはトゥクトゥク
(三輪自動車のタクシー)の実物が数台展示されていました。

 実は展示だけでなく120万円で販売もされていて、しかも何名かが
売約済みになっていました。

 会場を後にすると、そこは洒落た店が立ち並ぶ渋谷の街。喧騒のタイから
また現実の日本へ。あっという間の場面転換が新鮮に感じられました。


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