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「ラッシュアワー3」(秋に見た映画その1) [映画]

「ラッシュアワー3」(秋に見た映画その1)

 見た映画は基本的に自分のブログに記録しておくことにしているの
ですが、更新を怠けている内に4本も溜まってしまいました。

 いつもより手短に書こうと思いますが、いつものようにネタばれも
ありますのでご了承の上お読みください。



「ラッシュアワー3」

 ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの迷コンビが活躍する
人気シリーズ。

 今回は真田広之、工藤夕貴といった日本の国際俳優が悪役で登場する
のもお楽しみです。二人ともアクションシーンが見せ場になっています。

 工藤夕貴の方はチャイナドレスを着た謎のアジア人という役柄
でしたが真田広之はそのまま日本人役でした。

 そしてジャッキー演じるリー警部とは幼なじみという設定。日本の
ファンへのサービスか、二人が日本語で会話する場面もあります。

 ただ、ここで話すジャッキーの日本語は台詞の棒読みに近いです。
理解して話している感じではなかったですね。「ラスト・サムライ」の
トム・クルーズや「キル・ビル」のルーシー・リューと同程度です。

 ベタなギャグ満載で、おバカ映画と割り切って見ればいいのですが
話の展開は全くご都合主義で強引で、見せ場を作るためなら何でも
ありの世界になっています。

 例えば暗殺者に撃たれて入院した要人が護衛無しで病室に寝かされて
いて、案の定殺し屋グループがとどめを差しに来る、そしてそこに偶然
居合わせたリーたちが応戦するといった具合です。

 普通に考えたら「あり得ない!」ということだらけです。不自然さ、
不可解さでは「トランスフォーマー」を上回るでしょう。でもこちらの
方がはじめから物語に期待していない分、気持ち的に許せるので
「もう好きにして」っていう感じで見ました。 

 あるインタビューでジャッキー・チェンが“ハリウッド映画に出演
するのは出稼ぎと割り切っている。「ラッシュアワー」シリーズも
好きじゃない。”という意味のことを語っているのを読みました。

 納得です。ぜひ本拠地の香港で、自分が本当に作りたいと思う
作品を作って欲しいです。その資金を捻出するためのアルバイトなら
トシは許します。


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