馬券作戦低調です
馬券作戦低調です
最近は外すと記事を書く気力も無くなりがちです。
記事を書かなかった週の結果は・・・
マイルチャンピオンシップ---外れ
ジャパンカップ--------外れ
そして先週(12月7日)のジャパンカップダートは
的中しましたが元を取った程度でした。
結果を知ってから自分なりに反省するのですが、馬の力の
見極め方がまだまだ甘いですし展開も読めていません。
マイルCSの場合は勝ったブルーメンブラット(4番人気)と
3着のファイングレイン(10番人気)を無視しての自爆です。
1~3番人気のスーパーホーネット、カンパニー、ローレル
ゲレイロは素直に買っていましたが2,4,5着でした。
後で冷静に考えたらブルーメンブラットはGⅠヴィクトリア
マイルでウオッカとタイム差なしの3着。前走府中牝馬Sでは
カワカミプリンセスを負かしていました。GⅠに手が届く
ところまで本格化したということでしょう。
しかしいずれも牝馬限定戦だったことやマイル重賞未勝利
というのを減点材料と考えて切り捨ててしまいました。
ファイングレインはGⅠ高松宮記念の覇者ですが、やはり
マイル重賞未勝利なので距離適性に疑問を抱き無視しました。
ちなみに前哨戦スワンステークスでファイングレインは5着。
同レースの1~4着馬も出ていましたがマイルCSでは
それぞれ5,8、15,18着に敗れています。
過去の成績を見るとほぼ互角に思える5頭の馬が今回は
こんなにも違った結果になろうとは。人気と着順が全く
無関係だったことも含め、不思議です。
ファイングレインまで手を広げられなかったのは仕方がない
としても、ブルーメンブラットを無視したのはやはり無謀でした。
ジャパンカップは1~5番人気の馬が2~6着。勝ったのは
9番人気の伏兵スクリーンヒーローでしたがトシは無印でした。
格で考えたらダービー馬や菊花賞馬が有力と考えるのは
自然なことです。
一方スクリーンヒーローは前哨戦(GⅡ)が重賞初勝利。
いくらなんでもGⅠ初挑戦であっさり勝てるとは、普通では
想像できません。
しかし骨折で11か月の休養期間があり、GⅠに挑戦する
機会がなかったというのが本当かもしれません。
休み明けの成績は1,2,2,1着と順調です。特に近2走は
東京の2400~2500mで、JCへの適性を見せていました。
マイルCSのブルーメンブラットと同様に本格化してちょうど
上昇曲線の頂点を迎えたところとJCのレースが一致したのでしょう。
あとは好位置からタイミングよく抜け出したデムーロ騎手の
好騎乗が勝利に導いたと言えそうです。
ただ、勝ち馬には敬意を表しますがレースの中身は不満です。
超スローペースで、何よりもまず折り合いが要求されました。
ダイワスカーレットが引っ張った天皇賞・秋とは全く違います。
GⅠ馬同士のガチンコ勝負を期待していた向きにはがっかり
するようなレース展開になってしまいました。
とはいえレース展開を読むというのも競馬の予想には
欠かせない要素です。敗因の一つは自分自身が展開を読めなかった
ことにあるということです。
まだまだ修行が足りません。
そしてジャパンカップダート。“王者”ヴァーミリアン(1番人気)
があっさり勝つのか、あるいはサクセスブロッケン(2番人気)や
カジノドライヴ(3番人気)といった新興勢力が台頭するのかに
注目が集まりました。
しかし終わってみれば長期休養明けをひと叩きされた“旧王者”
カネヒキリ(4番人気)の復活でした。勝利に導いたのはやはり
外国人騎手のルメール騎手です。
トシはカネヒキリの単勝を買っていたのですがそれ以外は
3連複でヴァーミリアンとカジノドライヴの軸2頭・総流しの
馬券を買っていました。
カネヒキリの単勝を買ったのは確信があったというよりは
実力の割に人気がなくて配当的な魅力があったからにすぎません。
もしも前走の敗因をしっかり把握した上で◎にしていたらトシの
予想も“本格化”したと言えたかもしれません。
この秋の国際GⅠレースを振り返ってみると、1番人気の馬が
大きく崩れることは無かったものの必ず伏兵が絡んで来ました。
(ジャパンカップダートの場合は7番人気が2着)
人気の盲点になった(戦績・距離適性等で格下とみなされた)馬が
人気以上の走りを見せたことと、外国人騎手への乗り替わりが
良い結果を招いたことが特徴的でした。
人気の盲点にも関係しますが、「3世代のダービー馬対決」とか
「国内無敗を更新中の王者対新興勢力」のような、いかにも記事に
しやすい図式と実際の勝負とは全く別物であることを認識しなければ
なりませんでした。
この教訓をいつか馬券作戦に活かせたらいいなと思います。
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