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サザン30周年記念LIVE・レポート [トシの生活]

サザン30周年記念LIVE・レポート

1.タイトル  サザンオールスターズ
         「真夏の大感謝祭」
         30周年記念LIVE

2.会場  日産スタジアム(横浜国際総合競技場)

3.日時  2008年8月16日・17日 18時開演
          (23日・24日も開催)

4.全体の感想

  会場は約7万人収容という最大規模のスタジアムでした。
 ステージも高さ30m・幅120mという巨大さです。照明や
 映像、ダンスなど様々な趣向を凝らした大会場ならではの
 ダイナミックな演出がファンを魅了しました。

  競技場ということで音には全く期待していなかったのですが
 思いのほか音も良かったです。不自然な残響が聞こえず、
 楽器一つ一つの音が鮮明に聞こえました。

  ファンが7万人も集まってのイベントだけに、盛り上がり方も
 半端ではありませんでした。

  今回は30周年記念というだけでなく、活動休止を発表した
 サザンとファンとのしばしのお別れの儀式的な意味合いもあって、
 メンバーにとってもファンにとっても特別な思い入れのある
 ライブでした。

  でも桑田佳祐本人は「今日のコンセプトは“いつものサザン”
 です。」とか「伝説にはしません。ここはひとつの通過点です。」
 とか「また帰って来ます。」とか、解散との違いを強調して
 いました。

  今までも幾度か桑田佳祐がソロ活動をする時期というのが
 あって、サザンの新曲がしばらく出ないとかライブが見られない
 という事実上の休止(小休止)はありました。

  しかし今回は再びメンバーが集まるのがいつか全く分からない、
 本格的な休止です。

  やっぱり寂しいです。ギターの大森は脱退したし、パーカッ
 ションの野沢毛ガニは腰を痛めて休養。オリジナルメンバーは
 実質4人になっての活動でしたが、桑田のソロとサザンとでは
 微妙に違うものがあって、バンドとしての活動は続けて
 ほしかったです。

  でも改めて30周年ということを考えると、よくぞここまで
 長い期間、それも第一線で活躍してくれた、我々を魅了し続けて
 くれた、という思いが強いです。

  大感謝祭というのはメンバーからファンへの感謝だけでなく
 ファンからメンバーへの感謝も含めたお祭りと解釈したいです。

  今回は3時間を超える長いものでしたが、デビューから
 今までの各年代の曲を網羅した内容だったので当然でしょう。

  でもメンバーはもう50代。体力的には限界ぎりぎりではない
 でしょうか。日程が限られているとはいえ、ファンサービスを
 第一に考える姿勢に頭が下がります。

  ファンサービスといえば、今回はセカンドステージというのが
 あって、メインステージから遠いスタンド席の近くで演奏する
 という演出もありました。そんなところにも気配りを感じます。
 
  初日の16日は暑くて汗だくになりながら、そして17日は
 雨が降ったり止んだりする中で合羽を着ながらのライブ鑑賞
 でしたが、これはこれで今年の夏ならではの思い出になります。 

 時間があったら今回のライブで聴けた曲紹介もしたいです。
それはまた次の機会に。


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