いろいろなお正月 [タイの旅2007]
いろいろなお正月
タイのお正月にもいろいろありますが、暦の上で年号が変わり新年を
迎えたときがまずひとつ。この時期は西洋の風習を真似て「メリークリスマス
&ハッピーニューイヤー」というひとくくりでとらえられています。
12月5日が国王の誕生日で、この日が近づいてくると街の中がきれいな
イルミネーションで飾られます。そしてそのイルミネーションは年が明けてからも
しばらくは(数日ではなく数週間、場合によっては数ヶ月)飾られたままです。
国王の誕生日・クリスマス・新年の3つを切れ目無くお祝いして楽しもう
という国民性が現れています。
次が2月中旬の中国正月で、もうひとつがソンクラーンといわれるタイ正月です。
今回の訪タイは偶然中国正月と重なりました。
参考:http://www.bangkoknavi.com/area/area_r_article.html?id=48
過去の訪タイは1月に行くことが多くて、ホテルは比較的予約が取りやす
かったです。ところが今回はちょっと事情が違っていました。
まず2月14日はバレンタインデー。そして2月18日の日曜日が中国正月の
春節ということで安くて人気のあるホテルは早くから埋まっていました。
高級志向のGが満足するような高めのホテルはもともと海外の客が中心なので
あまり影響を受けませんでしたが、トシや知人T氏が求める低価格帯のホテルは
予約が難しい状況でした。
特にT氏はパタヤとバンコクに定宿がありましたがどちらも満室で、普段と
違うホテルに泊まらなければなりませんでした。
タイ人の中でも中国系でない人にはそれほど重要でない日かも知れませんが
中国人や中華系タイ人はお供えをして商売繁盛を祈願したり真っ赤な服を
着たり、厳かだったり気軽だったりの違いはありますがお正月らしい過ごし方を
していました。
トシたちがデュシタニに泊まった夜はホテルのボールルームで盛大な
パーティーが繰り広げられていました。
その翌日(18日)、トシとT氏は中華街で買い物をしたり散策を楽しみました。
お昼は中華レストランで食べたのですが、そこで偶然思いがけない人と会いました。
それはトシがタイ語の学校に通っていたときの恩師と、クラスメイトでした。
そのクラスメイトはウクライナ出身。もうタイ語はぺらぺら、読み書きも
高水準です。それでも勉強を止めていないらしく、彼女にとってタイ語は
仕事に生かす道具というより、タイ語の勉強が趣味なのだと思います。
恩師と一番仲のいい生徒でしたから学外でもこうして親交を深めているの
でしょう。それにしても意外な場所で意外な人と会うことが出来ました。
上の写真はアマリ・オーキッド・リゾートにて。1095バーツの夕食らしいですが強気の料金設定です。
次は中華街にて。国王陛下を称える横断幕が飾られています。
最後はグランド・メルキュール・フォーチュンのロビーにて。
コメント 0