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日焼けしたくない・でも海は好き [タイの話題や思い出]

日焼けしたくない・でも海は好き


 夏といえば日焼けするのが当たり前と思っていた時期がトシにもありました。日光を
浴びるのが健康にいいと聞いていたせいもあるし、周りが褐色の肌をしているときに
自分だけ白いと恥ずかしいという気持ちのせいでもありました。

 本当は屋外で元気よく遊んだりスポーツに励んだりした結果として褐色の肌になるのが
自然なのでしょう。でも自分も含めて、焼くことそれ自体を目的として海に出かける人が
多かったような気がします。


 周りに同調して海で焼こうとしていたトシですが、実はもともと肌が弱くて、肌を焼くことが
かえって健康に悪影響を及ぼすことさえありました。自分の場合は強い日差しに当たるとまず
赤くなります。日差しを浴びる時間が長いと肌がひりひり痛くなり、体の表面が火照って
熱くなります。

 そして最悪の場合は水ぶくれができてしまいます。赤い肌が落ち着くと一時的に褐色に
なりますが、一皮向けるとほぼ元のような白さに戻ってしまいます。


 トシには健康的な褐色の肌を1シーズン維持することは不可能に近いです。


 それでもうんと若かった頃は肌のトラブルの度合いが小さく、回復も順調でした。だから
海に行くのは人並みに楽しみでしたし、友達と一緒になって肌を焼こうとしていました。

 

 10数年前に初めてタイのビーチに行って以来、日本で海水浴をした記憶がありません。
タイのきれいな海を見てしまうと日本の海水浴場にはあまり行きたくなくなります。
日本でも沖縄は例外的にきれいで魅力的ですが、湘南や千葉ではちょっと・・・。


 タイに初めて行ったときは、どのくらい日差しが強いか、という予備知識が無くて
ほとんど無防備な状態で焼いてしまいました。そしてとんでもなくつらい目に遭いました。

 それを教訓に、2回目以降の訪タイではしっかり日焼け止めクリームを塗るようにしました。
なおかつ、浜辺のデッキチェアーに寝そべるときは体全体にタオルをかけて日差しを
直接受けないようにして、それでやっと肌のトラブルを最小限にすることができました。


 ある程度の年齢になってから、ちょうどタイのビーチに行くようになってからは少なくとも
自分にとっての海に行く目的は変化しました。焼くためではなくて、きれいな海を眺めながら
1日のんびり過ごすこと自体が目的になりました。

 

 ところでみなさん、タイ人というと肌の色が濃い人を思い浮かべますか?もちろん濃い人も
たくさんいますが、日本人や中国人と変わらないような肌の人も多いです。

 そしてタイ人の間での共通の認識として、肌の色が白い人の方が「育ちが良い」「優秀」
などの好意的な印象に映るという特徴があります。

 だから白い肌に生まれた人はわざわざ日焼けしようとはしません。黒くなると見栄えが
悪くなるとみんな信じています。特に若い女性は「美白」にこだわろうとします。


 そんな国に4年間住んでいたトシは、やはり良い印象に見られたくて、もともと白かった
肌をできるだけ日焼けさせないように注意しながら生活していました。

 帰国した今もその頃の生活習慣が出て、町の中を歩くときは日陰を選んで歩いています。
そしてやむを得ず日向を歩くときは手や荷物を使って顔に日が当たるのを防いでいます。


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