SSブログ

ボクシングに詳しくないのですが・・・ [ニュースから]

ボクシングに詳しくないのですが・・・


 サッカー・ワールドカップのときと同様に部外者であるトシはボクシングの亀田興毅選手が
どれだけ強い選手なのかはよく知りません。そして家にテレビがないので先日の試合は見て
いませんが、「疑惑の判定」が物議をかもしていて気になります。

 部外者ゆえに認識の誤り等あるかもしれませんが、ニュースを読んだ自分なりの感想を
書いてみたいと思います。


 
 試合中継の平均視聴率が42.4%だったそうで、そのことからすると亀田選手の知名度・
彼の勝利に対する期待度は相当高かったようです。

 しかしTBSが相当力を入れた試合中継に、視聴者は満足できなかったようです。

 その1 番組開始から1時間以上も試合が始まらなかった。
 その2 明らかに劣勢だった亀田選手が判定勝ちしてしまった。

 視聴者の不満はこの2点に集約できるようです。

 

 テレビが何もかもバラエティー番組化してしまう印象をトシは持っているのですが、
この試合中継もそうだったのではないでしょうか。

 いったい、1時間以上も何を放送していたのでしょうか。純粋に試合だけを見たかった
視聴者にとってはなかなか試合が始まらないことへの不満は相当なものだったと思います。

 テレビ局にとっては視聴者に満足してもらえるかどうかより、いかにして視聴率を稼ぐかが
大事なんでしょう。

 


 また、いかにもテレビ向きな個性を持った亀田興毅という選手やその家族ををヒーローに
祭り上げて彼らの知名度を利用して広告収入を稼ぎたいという姿勢も見え見えで、その思惑が
判定にまで影響を与えたようです。

 今回世界王者になり、次回(多分12月31日)は初防衛戦、という青写真がすでに
出来上がっていて、今回は何が何でも彼に勝ってもらわねばならなかった、そんな事情が
あったのでしょう。

 ジャッジの報酬は興行側から支払われるのだそうですが、そのことがジャッジの判定に全く
影響が無いとは言い切れません。

 

 スポーツ選手がアウェーよりもホームで力を最大限に発揮して勝利するというのはよくある
ことです。それは慣れた環境のおかげでもあるし地元の観衆の応援に励まされるという心理的な
側面もあるでしょう。大勢の応援が勝利を後押しすると言えます。

 今回は・・・形の上では「勝利」ですが、観衆・視聴者の多くが「負け」という印象を
持ったにもかかわらずそれに逆らうような「露骨な判定」によるものでした。

 つまり大勢の応援のおかげで力を発揮できたから勝ったのではなくて、ジャッジによって
有利な判定をしてもらい勝たせてもらったと言った方が正確でしょう。

 


 視聴率が稼げればいい、今回はとにかく勝てればいい、と思っていた関係者にとっては
今回の試合は大成功だったかもしれません。

 しかし結果的にファンや視聴者を失望させることになりました。今回の疑惑の判定によって
ファン離れやイメージダウンが懸念されます。

 

 ある意味、良かれと思って亀田興毅選手に有利な判定を下したジャッジが結局興毅選手や
亀田家・延いてはボクシングの人気に影を落とすことになったと言えるのではないでしょうか。

 そう考えると亀田興毅選手本人はもちろん亀田家の人々も哀れに見えてきます。自分たちの
責任の及ばないことで人気を落とすとしたら残念でならないでしょう。

 

 テレビ局からすれば彼らもバラエティーに出ているタレントと同じで、視聴率が稼げるうちは
高額のギャラを払ってでも出演させるけれど落ち目になったら見向きもしなくなるはずです。

 プロボクサーとしての価値ではなくタレントとしての価値が買われて利用されているのを
本人たちは分かっているのでしょうか。

 

 さて、今回の試合で男を上げたのが対戦相手のランダエタ選手です。(漢字変換すると
「乱打得た」になってしまいます。本題とは関係ないですが)

 試合前の亀田興毅選手の挑発に悠然と構え、キューピー人形のお返しにおむつとおしゃぶりを
プレゼント。

 疑惑の判定について記者に聞かれると「抗議するつもりはない。判定がおかしかったのは
会場にいた皆さんが一番よく知っている。(報道陣の)皆さんが伝えてください。」と言った
そうです。

 亀田興毅選手がやんちゃ坊主ならランダエタ選手は分別ある大人ですね。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。