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騙されないで!! [タイの話題や思い出]

騙されないで!!

 タイにまつわるうれしくないニュースです。

 あるプロテニス選手が、テニス大会に出場のために訪れたタイで、詐欺の被害に遭った
というものです。

 参考:  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060816-00000131-jij-soci

 【バンコク16日時事】タイ観光警察は16日までに、プロテニス選手●●●●さん(33)から
高級腕時計などをだまし取ったとして、フィリピン人の男4人と女1人を詐欺容疑で逮捕した。
このグループは日本人旅行者を詐欺の標的にしていた。調べによると、グループの1人は12日、
バンコク市に隣接するノンタブリ県内で、●●さんに「妹が日本に行く。日本の事情を説明
してほしい」と声を掛け、バンコク市内の自宅へと同行。トランプを使ったいかさま賭博に
参加させ、負けた代金として高級腕時計(108万円相当)や現金約60万円をだまし取った疑い。

 

 この際誰が被害に遭ったかは重要ではないので私のブログでは名前を伏せておきます。

 たまたま今回は被害者がプロテニス選手であること、犯人が逮捕されたことでニュースに
なりましたけれど、日本人旅行者がいかさま賭博で金品を巻き上げられることは決して
珍しいことではありません。また、犯人の特定が難しく被害者の多くは泣き寝入りです。


 タイの事情を良く知らない方、試しにWeb検索で「タイ」「詐欺」と入力してみて
ください。ものすごい数でヒットします。

 詐欺の詳しい手口などは私が紹介するまでも無いでしょう。


 残念ながら日本人はカモにされやすい民族のようです。裕福で、しかもお人よし。
警戒心が薄く、他人の話を簡単に信じたり受け入れたりしてしまいます。

 自分はお金持ちなんかじゃないと思っている方もいらっしゃるでしょうが、それは日本
国内にいての話です。タイの物価は日本の約3分の1。大卒の初任給が日本円にして
約3万円と言われています。

 そんな国へ気軽に行けて、そこそこのホテルに泊まれて、お土産をあれこれ買えるような
人は自分が意識していなくてもお金持ちと見られています。

 だからみなさん、もしタイへ行ったら盗難やスリには十分注意しましょう。

 

 そして詐欺に遭わない最良の方法です。それは見知らぬ人が話し掛けてきたらまず
怪しいと思うことです。街中で話し掛けてくる人の99%が怪しいと言っても過言では
ないほどです。

 相手は騙しのプロです。後で冷静に考えればおかしいことも、言葉巧みに信じ込ませる
だけの話術を持っています。

 話し掛けてきても相手にしないのが一番です。親切心や好奇心で会話に応じると
ずるずると相手のペースに巻き込まれる危険性が大きいです。


 例えば日本で、あなたは街中で見かけた外国人にいきなり話し掛けたりしますか。
その人と意気投合して一緒に飲みに行ったりしますか。会ったその日に自宅に招待しますか。
それって、よっぽど変なことではないでしょうか。

 それは自分が外国へ行って立場が変わっても同じです。話し掛けてくるのは悪いことを
企んでいる人と思ってほぼ間違いありません。

 ましてや見知らぬ人の家について行くなんて危険極まりないです。

 それから、いかさま賭博の件ですが、賭博そのものが違法行為なのですからそれに
参加しようとした時点で大きな間違いを犯しています。

 日本で「絶対に勝つ方法を教えるから一緒にいかさまやって儲けようよ」と言われても
普通の人は相手にしないでしょう。それが右も左も分からない外国で、なぜ言われる
ままになってしまうのか不思議です。やはり詐欺師の話術なのでしょう。


 トシはタイが好きです。タイと日本の関係がもっと親密になればいいと思っています。
普通のタイ人は日本人と同じように真面目だし親切です。

 悪いことをするのはほんの一部の人間ですが(今回の報道にあるように犯人がタイ人とは
限らず近隣諸国から来ている場合も多いです)その一部の人間のせいでタイの印象が
悪くなってしまうことが残念でなりません。

 日本人を食い物にする連中が本当に許せません。

 

 そしてもう一言。もし誰かが被害に遭ったら、それは詐欺師を成功させたということです。
成功した詐欺師はまた図に乗って次のカモを引っ掛けます。誰も引っ掛からなくなれば
詐欺師だって商売上がったりです。

 だからタイへ行く日本人一人一人が自覚を持って、詐欺師を儲けさせないようにして
いただきたいと思います。
 


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日焼けしたくない・でも海は好き [タイの話題や思い出]

日焼けしたくない・でも海は好き


 夏といえば日焼けするのが当たり前と思っていた時期がトシにもありました。日光を
浴びるのが健康にいいと聞いていたせいもあるし、周りが褐色の肌をしているときに
自分だけ白いと恥ずかしいという気持ちのせいでもありました。

 本当は屋外で元気よく遊んだりスポーツに励んだりした結果として褐色の肌になるのが
自然なのでしょう。でも自分も含めて、焼くことそれ自体を目的として海に出かける人が
多かったような気がします。


 周りに同調して海で焼こうとしていたトシですが、実はもともと肌が弱くて、肌を焼くことが
かえって健康に悪影響を及ぼすことさえありました。自分の場合は強い日差しに当たるとまず
赤くなります。日差しを浴びる時間が長いと肌がひりひり痛くなり、体の表面が火照って
熱くなります。

 そして最悪の場合は水ぶくれができてしまいます。赤い肌が落ち着くと一時的に褐色に
なりますが、一皮向けるとほぼ元のような白さに戻ってしまいます。


 トシには健康的な褐色の肌を1シーズン維持することは不可能に近いです。


 それでもうんと若かった頃は肌のトラブルの度合いが小さく、回復も順調でした。だから
海に行くのは人並みに楽しみでしたし、友達と一緒になって肌を焼こうとしていました。

 

 10数年前に初めてタイのビーチに行って以来、日本で海水浴をした記憶がありません。
タイのきれいな海を見てしまうと日本の海水浴場にはあまり行きたくなくなります。
日本でも沖縄は例外的にきれいで魅力的ですが、湘南や千葉ではちょっと・・・。


 タイに初めて行ったときは、どのくらい日差しが強いか、という予備知識が無くて
ほとんど無防備な状態で焼いてしまいました。そしてとんでもなくつらい目に遭いました。

 それを教訓に、2回目以降の訪タイではしっかり日焼け止めクリームを塗るようにしました。
なおかつ、浜辺のデッキチェアーに寝そべるときは体全体にタオルをかけて日差しを
直接受けないようにして、それでやっと肌のトラブルを最小限にすることができました。


 ある程度の年齢になってから、ちょうどタイのビーチに行くようになってからは少なくとも
自分にとっての海に行く目的は変化しました。焼くためではなくて、きれいな海を眺めながら
1日のんびり過ごすこと自体が目的になりました。

 

 ところでみなさん、タイ人というと肌の色が濃い人を思い浮かべますか?もちろん濃い人も
たくさんいますが、日本人や中国人と変わらないような肌の人も多いです。

 そしてタイ人の間での共通の認識として、肌の色が白い人の方が「育ちが良い」「優秀」
などの好意的な印象に映るという特徴があります。

 だから白い肌に生まれた人はわざわざ日焼けしようとはしません。黒くなると見栄えが
悪くなるとみんな信じています。特に若い女性は「美白」にこだわろうとします。


 そんな国に4年間住んでいたトシは、やはり良い印象に見られたくて、もともと白かった
肌をできるだけ日焼けさせないように注意しながら生活していました。

 帰国した今もその頃の生活習慣が出て、町の中を歩くときは日陰を選んで歩いています。
そしてやむを得ず日向を歩くときは手や荷物を使って顔に日が当たるのを防いでいます。


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タイは危険な国? [タイの話題や思い出]

タイは危険な国?

 トシが第二の故郷とまで慕うタイですが、うれしくないニュースです。

 http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060711/060710125351.dhw62wi6.html

 「英保険大手ノリッジ・ユニオンは、顧客からの請求を分析したところ、英国の旅行者に
とって、最も危険な行き先はタイとの結論に達したことを明らかにした。タイは食事や
ビーチ、仏教寺院で知られるが、旅行者が最も多く食中毒や窃盗、交通事故の被害に遭う国
でもあるという。」というものです。

 トシはタイには旅行で何度も訪れただけでなく、実際に4年間住んでもいました。
タイ以外の外国にはほとんど行ったことが無いので他の国との比較は出来ませんが、
「安全な国か?」と聞かれて胸を張って「安全です。」とは答えられません。ニュースにも
あった食中毒や窃盗、交通事故の話を中心に私なりのタイの安全情報をお届けします。

 私自身は食中毒の経験はありませんが、旅行者がお腹を壊しやすいという話はよく耳にします。

 知り合いの体験では「生牡蠣を食べて当たった」というのがあります。彼はそのため
バンコクの病院に入院し、帰国を延期しなくてはなりませんでした。生牡蠣に限りませんが
生物を食べるのは確かに危険です。

 食品の衛生管理について日本並みの水準を期待してはいけません。旅行者は生物は避け、
火の通った物を食べるのがいいでしょう。どうしても生物を食べたかったら自己責任でどうぞ。

 窃盗についてですが、トシは恥ずかしながら3回も被害に遭っています。この不名誉な
体験談については後日詳しくお伝えするつもりです。強盗に遭わなかったのが不幸中の幸い
ですけれど、経済大国の外国人がスリや泥棒から目を付けられているのは間違いありません。
そして残念なことにタイの警察はあまりあてにできません。

 交通事故はもう日常茶飯事という感じです。交通渋滞が「バンコク名物」と言われるほどの
交通量の多さや簡単に取れる運転免許、交通道徳の意識の低さなど様々な要因が合わさって、
いつどこで事故があっても不思議ではありません。トシは幸い交通事故に遭ったことは
ありませんが事故現場の近くを通り過ぎたことは何度もあるし、一度はバイクが自動車に
追突される瞬間を見てしまったことがあります。

 ニュースは英国からのものでしたがその危険性は日本人にも当てはまります。特に窃盗は
「お金持ちでお人よしの日本人」こそよく狙われる傾向にあります。気を付けましょう。

 外務省のサイト「海外安全ホームページ」では注意を呼びかけています。タイに行く予定の
ある方は必ず読んでおくことをお勧めします。

 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=007

 いろいろと書きましたが、タイには危険もありますがそれを補うだけの魅力もあります。
自分の身は自分で守ることを常に意識し、気をつけていれば危険を最小限にすることは
可能です。むやみに怖がる必要はありません。これから訪れる方にはタイの魅力を十分
味わってほしいと思います。そしてくれぐれも油断だけはしないようにお願いします。


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